落語に青菜というお話があって、
そのなかに柳陰(やなぎかげ)というお酒が出てきます。
暑い日に井戸で冷やした柳陰をきゅーっとやるシーンがとても美味しそう。
その柳陰、架空の銘柄だと勝手に思い込んでたのですが、
4年くらい前に検索してみたら実在していました。
江戸から昭和中頃にかけて一般に飲まれていたものだそうで
銘柄ではなく、焼酎をみりんで割ったものでした。
自分でも作れそうなのだけど、焼酎とみりんの割合とか分からないので、
酒造メーカーが作っているのをお取り寄せしました。
白扇酒造の柳陰
落語 青菜 17分ほどあります。よかったらどうぞ。
落語では湯飲みで飲んでいるようですが、良い感じの酒器が無いのでコップ酒(^-^;
落語のように手をたたいても奥から誰も出てこないし、鯉のあらいも青菜もないので
自分で作った煮物を肴に。
濃いです。甘いです。
落語では植木屋さんがぐいぐいいってるし、汗が引きそうやと言ってるので
さわやか~なお酒かなと思ったんですけど、そんなわけないですね。
焼酎とみりんを混ぜているんですからねぇ。
アルコール度数は20度なので、こんなのぐいぐいいったらえらい事になります。
柳陰1に炭酸水2が好みの飲み方かな。これならグビグビいけます。