おまけ日誌

分け与えるときは、いちばん美味しいものを与えよ。

柳陰

落語に青菜というお話があって、

そのなかに柳陰(やなぎかげ)というお酒が出てきます。

暑い日に井戸で冷やした柳陰をきゅーっとやるシーンがとても美味しそう。

その柳陰、架空の銘柄だと勝手に思い込んでたのですが、

4年くらい前に検索してみたら実在していました。

江戸から昭和中頃にかけて一般に飲まれていたものだそうで

 銘柄ではなく、焼酎をみりんで割ったものでした。

自分でも作れそうなのだけど、焼酎とみりんの割合とか分からないので、

酒造メーカーが作っているのをお取り寄せしました。

 

白扇酒造の柳陰

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米焼酎とみりんがブレンドされています。

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落語 青菜 17分ほどあります。よかったらどうぞ。

www.youtube.com

 

落語では湯飲みで飲んでいるようですが、良い感じの酒器が無いのでコップ酒(^-^;

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落語のように手をたたいても奥から誰も出てこないし、鯉のあらいも青菜もないので

自分で作った煮物を肴に。

 

濃いです。甘いです。

落語では植木屋さんがぐいぐいいってるし、汗が引きそうやと言ってるので

さわやか~なお酒かなと思ったんですけど、そんなわけないですね。

焼酎とみりんを混ぜているんですからねぇ。

アルコール度数は20度なので、こんなのぐいぐいいったらえらい事になります。

柳陰1に炭酸水2が好みの飲み方かな。これならグビグビいけます。