用事があって大阪に行ったついでに中之島へ遊びに行った。
まだ行ったことのない中之島香雪美術館に行ってみたら、休館中だった。
ここは休館が長い。
香雪美術館のあとに行こうと思ていた国立国際美術館へ
入館する前に、ガッカリなミックスフライ定食を食べた。
観たのは
「コレクション特集展示 ジャコメッティと Ⅱ」
「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道コレクション」
クリムトの絵が目当てだったので、先にクリムトを見ようと思ってたけど
ジャコメッティのギャラリートークがあるというので、そちらを先に。
ジャコメッティって聞いたことあるけど、何してる人だっけ?
映画監督にそんな名前の人がいたような?美術館だから絵をかいてる人?
テロ組織の首領?
そんな状態で学芸員さんの説明を聞きました(^-^;
とても分かりやすく、丁寧な解説でした。
ジャコメッティの彫刻を見たら、どこかで見た感じがする。
私みたいに彫刻にあまり興味が無い素人が見ても、識別できる作風。
ジャコメッティの作品は彫刻と絵画の2点だけで
あとは美術館所蔵の他の人の作品。
ジャコメッティが「自分に見えたものしか形にしない」みたいなことを言ってたので
「見える」とか「見る」ということをテーマにいくつかのセクションに分けて展示しているそう。
見方を変えるとか、時が経ってから見るとか、見せ方とか、なんかそんなの(^-^;
ウィーン・モダンの方は
クリムトが活躍したころの芸術や文化の流れみたいなのを展示。
絵画だけでなく、ドレスや食器、都市計画の図面や模型なども展示されてました。
目玉のエミーリエ・フレーゲの肖像より、パラス・アテナの方が好き。
一番いいなと思ったのは、
フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラーの薔薇の季節。
光の感じが写真みたい。
写真のように見えるわけじゃないのだけれど、少し日が傾きかけていて
人物の影や、遠い山の明るさなんかがいい感じ。
おみやげ
大阪の展示数は300点だけど、東京は400点だったらしい。
クリムトの絵かなと思ったら違う人だった。
でも、なんかいい。
サンリオとコラボしていて、エミーリエ・フレーゲの肖像の服や背景が
使われているのだけど、防空頭巾のように見える(^-^;
キーボールチェーンが付いてる。
姪へのお土産。
これも姪へのお土産。